Hayashi Chihiro, Y. Mizutani, Kobayashi Sayaka, M. Koyama, Yamaguchi Hiroaki
{"title":"Quantification of the Sensation on Using Cleansing Oil","authors":"Hayashi Chihiro, Y. Mizutani, Kobayashi Sayaka, M. Koyama, Yamaguchi Hiroaki","doi":"10.5107/SCCJ.50.218","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"化粧品の使用感評価は人による官能評価を主体として 行われているが,より客観的かつ定量的な方法として, 機器測定による評価方法の開発が進められている。例え ば,小松らは,化粧水の使用感の機器評価方法を報告し ている。一方で,同じスキンケア化粧品であるクレン ジング化粧品においては,洗浄という明確な機能があ り,さらにリンスオフすることから,その他の使い心地 についてはあまり触れられてこなかった。そこで本研究 ではクレンジングオイルをターゲットとし,その使用感 を機器測定で評価した。 クレンジングオイルの使用感に関して,本来の機能で ある洗浄性は,これまで様々な評価報告がなされてき た。しかし,クレンジングオイルによるメイク除去の 行為は,クレンジングを手に取ってから,顔へ塗布し, メイクと馴染ませ,最終的に水で洗い流すといった一連 の動作であり,手触りやすすぎ性といった洗浄性以外の 部分についても,総合的な使用感に大きく影響すると考 えられる。そこで,洗浄性に限らず,クレンジングオイ ルの様々な使用感について官能評価を行い,一連の動作 のなかで試料間同士の識別に重要な感覚を抽出した。そ して,その感覚を機器測定により数値化する方法を考案 した。","PeriodicalId":17464,"journal":{"name":"Journal of the society of cosmetic chemists","volume":"82 1","pages":"218-221"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2016-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of the society of cosmetic chemists","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.5107/SCCJ.50.218","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}