T. Kadowaki
{"title":"Functional Roles of Arg-gingipain and Lys-gingipain as Processing Enzymes for Various Cell Surface Proteins in Porphyromonas gingivalis","authors":"T. Kadowaki","doi":"10.2330/JORALBIOSCI1965.42.536","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"歯周 病原性 細菌 と して有力 視 され てい るPorphyromonas gingivalis(以 下,P . gingivalis)は,種 々 の タ ンパ ク質 分 解 酵 素(プ ロ テ ア ー ゼ)を 菌 体 表 面 や 菌 体 外 に産 生 して い る。 これ ら プ ロ テ ア ー ゼ は 生 体 の さ ま ざ ま な タ ンパ ク質 を分 解 す る こ とか ら,病 原 性 との 相 関 が 指 摘 され て きた1-9)。近 年,本 菌 の 主 要 な プ ロ テ ア ー ゼ 活性 で あ る ト リ プ シ ン 様 活 性 が2つ の 酵 素Arg-gingipain (Rgp)とLys-gingipain (Kgp)に よ る もの で あ る こ とが 明 らか とな り,こ れ らの ビル レ ンス因 子 と して の 重 要 性 が 注 目 され て い る。Rgpお よ びKgpは,い ず れ もSH還 元 剤 で著 し く活 性 化 され る シス テ イ ン プ ロ テ ア ー ゼ で あ るが,切 断 部 位 が そ れ ぞ れ,Rgpは ア ル ギニ ン残 基 の , Kgpは リジ ン残 基 のC末 端 側 に特 異 的 で あ る とい う特 徴 を も つ10,11)。P. gingivalis由 来 の さ ま ざ ま な ビ ル レ ン ス 因 子 は,生 体 に と っ て病 原 性 を 示 す 一 方 で,P. gingivalis自 身 に とっ て は生 存 ・増 殖 の た め に必 須 で あ る と 考 え られ る。Rgp・Kgpも エ ネ ル ギ ー ・栄 養 源 と して の ア ミノ酸 ・ペ プ チ ドを 生 成 す る とい う役 割 の ほか に も, い くつ か の 自 己 タ ンパ ク質 に対 し て プ ロ セ シ ン グ酵 素 と して働 くこ とに よ りそれ らの成 熟 化 な らび に活 性 化 を調 節 して い る こ とが わ か り,こ れ ら酵 素 の 生 理 的 重 要性 が 明 らか に され つ つ あ る。本 稿 で は,Rgpお よ びKgpのP . gingivalisに お け る生 理 的 機 能 と歯 周 病 の 病 態 との か か わ りに つ い て 最近 の 知 見 を ま とめ た 。","PeriodicalId":14631,"journal":{"name":"Japanese Journal of Oral Biology","volume":"32 1","pages":"536-545"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2000-12-20","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Japanese Journal of Oral Biology","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.2330/JORALBIOSCI1965.42.536","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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精氨酸-牙龈蛋白酶和赖氨酸-牙龈蛋白酶在牙龈卟啉单胞菌多种细胞表面蛋白加工酶中的功能作用
被认为是牙周病原性细菌的Porphyromonas gingivalis(以下,P . gingivalis),是一种多酚质分解酵在菌体表面和菌体外产生酶。这类凝乳酶从分离生的各种各样的杂菌质开始,与病原性的关系被指摘来了1-9)。近年来,本菌主要的酪氨酸样活性为Arg-gingipain (Rgp)和Lys-gingipain根据(Kgp)的东西被明确,这些作为比尔烯因子的重要性被注意。Rgp和Kgp都是由SH返源剂激活的顺定朊酶,切断部位分别为,Rgp为苷残基的,Kgp在苷残基的C端侧具有特殊的凸起特征10,11)。由来自的各种各样的比尔伦斯因子,在生物体中表现出病原性的一方,对自身来说是生的被认为是存、增殖的必须。Rgp、Kgp除了产生作为能源、荣养源的氨基酸、粘合剂这一作用以外,对某些自身的褐皮质作为褐皮蛋白酵素进行调节,以调节它们的成熟化和活动性。因此,这些酵素的生理重要性逐渐被明确。本稿对Rgp和Kgp的P . gingivalis的生理性功能和牙周病的病理之间的关系提出了最近的认识。。
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