{"title":"Flow Behavior and Turbulent Drag Reduction of Viscoelastic Fluids","authors":"Shinji Tamano","doi":"10.1678/RHEOLOGY.41.289","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"高分子水溶液や界面活性剤水溶液などに代表される粘弾 性流体の回転円板による容器内旋回流れにおいては,周方 向に向かって流れる主流ならびに遠心力と法線応力差によ る二次流れが存在する.粘弾性流体の二次流れはニュート ン流体のものに比べて複雑になることが知られていたが , 高レイノルズ数域における二次流れの非定常挙動について はほとんど明らかにされていなかった.実用上の回転円板 による粘弾性流体の容器内旋回流は,ビスカスカップリン グやビスカスヒータなどの流体摩擦を利用した機器におい て見られ,その非定常挙動の解明はこれらの機器の設計・開 発において重要であると考えられる.本研究では,高分子 水溶液や界面活性剤水溶液の非定常流れ挙動を明らかにす るために,従来の研究よりも高いレイノルズ数域において, 子午断面の二次流れの可視化観察,回転円板付近の流れの 3 次元可視化観察,ならびに回転円板面と平行な断面および 子午断面における PIV計測を行った.ここでは,高分子水 溶液および界面活性剤水溶液の非定常流れ場に関して,可 視化観察,LDV計測,および PIV計測により得られた代表 的な実験結果 を示す.さらに,粘弾性流体の回転円板に より誘起される容器内旋回流れの数値シミュレーション結 果 についても一例を示す.","PeriodicalId":17434,"journal":{"name":"Journal of the Society of Rheology, Japan","volume":"20 1","pages":"289-300"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2014-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of the Society of Rheology, Japan","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.1678/RHEOLOGY.41.289","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}