Microsomal Thiol S-Methyltransferase Activity in Rat Salivary Glands

K. Yashiro, F. Takatsu
{"title":"Microsomal Thiol S-Methyltransferase Activity in Rat Salivary Glands","authors":"K. Yashiro, F. Takatsu","doi":"10.2330/JORALBIOSCI1965.43.133","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"In the present study, the dithiothreitol methylation activity in submandibular gland microsomes was characterized. The reaction did not require a divalent cation, and was sulfhydryl group-specific and Sadenosyl-L-homocysteine susceptible. The activity preferred alkyl thiol compounds such as 1, 4-butanedithiol and 2-mercaptoethanol to biological thiol compounds such as L-cysteine and glutathione. These findings suggest that methylation is performed by the action of thiol S-methyltransferase. Thiol S-methyltransferase in the submandibular gland microsomes showed high activity for dithiothreitol and formed dimethyldithiothreitol in addition to monomethyldithiothreitol. The activity was also enhanced by the addition of non-ionic detergent. These findings suggest that the membrane structure embedding thiol S-methyltransferase affects the conformation of the substrate binding-site and/or catalytic site in the enzyme protein. We speculated that the microsomal thiol S-methyltransferase found in salivary glands detoxifies the extracellular thiol compounds and/or the intracellular hydrogen sulfide to protect the secretory functions from the toxic thiol compounds. In addition, the enzymes in the submandibular gland may regulate the thiol-activatable Tkininogenase-T-kinin system via metabolism of thiol compounds. 抄録:ラ ッ ト顎下 腺 ミク ロ ソー ムの ジチオ ス レイ トール メチル化 活性 の性状 を検討 した。 この反応 は,二 価 カ チオ ン非 要求性,ス ル フ ヒ ドリル基選 択性,お よびS-ア デ ノシル-L-ホ モ システ イ ン感受性 を示 した。 また,生 体 内 チオ ール化 合物 で あ るL-シ ステ イ ンや グル タ チオ ン よ り,1,4-ブ タ ンジチ オー ルや2-メ ル カプ トエ タ ノー ル な どの アル キル チオ ール化合物 が 良 い基 質 とな った。 これ らの結 果 か ら,こ の活性 が チオ ールS-メ チル トラン ス フェ ラーゼ に よる もの で あ る ことが明 らか となった。 顎下 腺 ミク ロソーム のチ オー ルS-メ チル トラ ンス フェ ラー ゼ は,ジ チ オス レイ トール に対 して高 い活 性 を示 し,モ ノメチル化体 に加 えジメチ ル化体 を生成 した。また, この活 性 は,非 イオ ン系界 面活性 剤 の添加 で著 し く上昇 した。これ らの結 果か ら,チ オ ールS-メ チル トランス フェ ラー ゼの存在 す る膜構 造が,酵 素 タ ンパ ク質の基 質結合 部位 あ るい は触 媒部位 の高次 構造 に強 い影響 を及 ぼす こ とが示 唆 され る。 唾液 腺 の本酵素 は,細 胞外 チ オール化 合物 あ るい は細胞 内 で生 じた硫化 水素 の解毒代 謝 を担 う ことで,毒 性 の高 い チオ ール化合 物か ら分泌 機能 を保護 す る もの と考 え られ る。 さ らに,顎 下腺 で は,チ オ ール 化 合物代 謝 を介 して,チ オ ール化合 物 で活性 化 され るT-キ ニ ノゲ ナーゼ-T-キ ニ ン系の調 節機構 にかか わ る可 能 性 も示 唆 され る。","PeriodicalId":14631,"journal":{"name":"Japanese Journal of Oral Biology","volume":"108 1","pages":"133-139"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2001-04-20","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"4","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Japanese Journal of Oral Biology","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.2330/JORALBIOSCI1965.43.133","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
引用次数: 4

Abstract

In the present study, the dithiothreitol methylation activity in submandibular gland microsomes was characterized. The reaction did not require a divalent cation, and was sulfhydryl group-specific and Sadenosyl-L-homocysteine susceptible. The activity preferred alkyl thiol compounds such as 1, 4-butanedithiol and 2-mercaptoethanol to biological thiol compounds such as L-cysteine and glutathione. These findings suggest that methylation is performed by the action of thiol S-methyltransferase. Thiol S-methyltransferase in the submandibular gland microsomes showed high activity for dithiothreitol and formed dimethyldithiothreitol in addition to monomethyldithiothreitol. The activity was also enhanced by the addition of non-ionic detergent. These findings suggest that the membrane structure embedding thiol S-methyltransferase affects the conformation of the substrate binding-site and/or catalytic site in the enzyme protein. We speculated that the microsomal thiol S-methyltransferase found in salivary glands detoxifies the extracellular thiol compounds and/or the intracellular hydrogen sulfide to protect the secretory functions from the toxic thiol compounds. In addition, the enzymes in the submandibular gland may regulate the thiol-activatable Tkininogenase-T-kinin system via metabolism of thiol compounds. 抄録:ラ ッ ト顎下 腺 ミク ロ ソー ムの ジチオ ス レイ トール メチル化 活性 の性状 を検討 した。 この反応 は,二 価 カ チオ ン非 要求性,ス ル フ ヒ ドリル基選 択性,お よびS-ア デ ノシル-L-ホ モ システ イ ン感受性 を示 した。 また,生 体 内 チオ ール化 合物 で あ るL-シ ステ イ ンや グル タ チオ ン よ り,1,4-ブ タ ンジチ オー ルや2-メ ル カプ トエ タ ノー ル な どの アル キル チオ ール化合物 が 良 い基 質 とな った。 これ らの結 果 か ら,こ の活性 が チオ ールS-メ チル トラン ス フェ ラーゼ に よる もの で あ る ことが明 らか となった。 顎下 腺 ミク ロソーム のチ オー ルS-メ チル トラ ンス フェ ラー ゼ は,ジ チ オス レイ トール に対 して高 い活 性 を示 し,モ ノメチル化体 に加 えジメチ ル化体 を生成 した。また, この活 性 は,非 イオ ン系界 面活性 剤 の添加 で著 し く上昇 した。これ らの結 果か ら,チ オ ールS-メ チル トランス フェ ラー ゼの存在 す る膜構 造が,酵 素 タ ンパ ク質の基 質結合 部位 あ るい は触 媒部位 の高次 構造 に強 い影響 を及 ぼす こ とが示 唆 され る。 唾液 腺 の本酵素 は,細 胞外 チ オール化 合物 あ るい は細胞 内 で生 じた硫化 水素 の解毒代 謝 を担 う ことで,毒 性 の高 い チオ ール化合 物か ら分泌 機能 を保護 す る もの と考 え られ る。 さ らに,顎 下腺 で は,チ オ ール 化 合物代 謝 を介 して,チ オ ール化合 物 で活性 化 され るT-キ ニ ノゲ ナーゼ-T-キ ニ ン系の調 節機構 にかか わ る可 能 性 も示 唆 され る。
大鼠唾液腺微粒体硫醇s -甲基转移酶活性
本研究对下颌腺微粒体中二硫苏糖醇的甲基化活性进行了表征。该反应不需要二价阳离子,并且是巯基特异性和sadenosyl - l-同型半胱氨酸敏感。与l -半胱氨酸和谷胱甘肽等生物硫醇化合物相比,1,4 -丁二硫醇和2-巯基乙醇等烷基硫醇化合物的活性更强。这些发现表明甲基化是通过巯基s -甲基转移酶的作用进行的。颌下腺微粒体中的硫醇s -甲基转移酶对二硫代苏糖醇表现出较高的活性,并在单甲基二硫代苏糖醇的基础上形成二甲基二硫代苏糖醇。非离子洗涤剂的加入也提高了活性。这些发现表明,包埋巯基甲基转移酶的膜结构会影响酶蛋白中底物结合位点和/或催化位点的构象。我们推测唾液腺中发现的微粒体硫醇s -甲基转移酶可以解毒细胞外硫醇化合物和/或细胞内硫化氢,以保护分泌功能免受有毒硫醇化合物的侵害。此外,颌下腺中的酶可能通过巯基化合物的代谢调节巯基可激活的Tkininogenase-T-kinin系统。抄録:ラット顎下腺ミクロソームのジチオスレイトールメチル化活性の性状を検討した。この反応は,二価カチオン非要求性,スルフヒドリル基選択性,およびS -アデノシル- l -ホモシステイン感受性を示した。また,生体内チオール化合物であるL -システインやグルタチオンより、1,4 -ブタンジチオールや2 -メルカプトエタノールなどのアルキルチオール化合物が良い基質となった。これらの結果から,この活性がチオールS -メチルトランスフェラーゼによるものであることが明らかとなった。顎下腺ミクロソームのチオールS -メチルトランスフェラーゼは,ジチオスレイトールに対して高い活性を示し,モノメチル化体に加えジメチル化体を生成した。★★★★★★★★★★★★★★これらの結果から,チオールS -メチルトランスフェラーゼの存在する膜構造が,酵素タンパク質の基質結合部位あるいは触媒部位の高次構造に強い影響を及ぼすことが示唆される。唾液腺の本酵素は,細胞外チオール化合物あるいは細胞内で生じた硫化水素の解毒代謝を担うことで,毒性の高いチオール化合物から分泌機能を保護するものと考えられる。さらに,顎下腺では,チオール化合物代謝を介して,チオール化合物で活性化されるT -キニノゲナーゼ- T -キニン系の調節機構にかかわる可能性も示唆される。
本文章由计算机程序翻译,如有差异,请以英文原文为准。
求助全文
约1分钟内获得全文 求助全文
来源期刊
自引率
0.00%
发文量
0
×
引用
GB/T 7714-2015
复制
MLA
复制
APA
复制
导出至
BibTeX EndNote RefMan NoteFirst NoteExpress
×
提示
您的信息不完整,为了账户安全,请先补充。
现在去补充
×
提示
您因"违规操作"
具体请查看互助需知
我知道了
×
提示
确定
请完成安全验证×
copy
已复制链接
快去分享给好友吧!
我知道了
右上角分享
点击右上角分享
0
联系我们:info@booksci.cn Book学术提供免费学术资源搜索服务,方便国内外学者检索中英文文献。致力于提供最便捷和优质的服务体验。 Copyright © 2023 布克学术 All rights reserved.
京ICP备2023020795号-1
ghs 京公网安备 11010802042870号
Book学术文献互助
Book学术文献互助群
群 号:481959085
Book学术官方微信