The Stereognostic Ability of the Tongue in Young Adults

S. Kawagishi, F. Kou, K. Yoshino, N. Amano
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引用次数: 3

Abstract

九州歯科大学の5年次学生89名(平均年齢24.5歳)を対象に舌の立体認知能を調査した.認知能は口腔に含んだ20種類のテストピースの形状と5種類のボールのサイズを判断させる方法で評価した.舌だけの認知能をみるためにテストピースやボールが舌以外に触れないように咬合面および硬口蓋を口蓋床で覆った状態で検査を行った.口蓋を覆っていない状態でも検査したが,口蓋被覆の有無で正答率に有意差はなく,口腔内の立体認知は主に舌が担っていることが示された.20種類のテストピースのうち形状を正しく答えた平均は16.6種類だった.テストピースを四辺あるいは五辺からなる多角形群(4種),三辺からなる三角形群(3種),突起を持ち多数の辺からなる凹凸形群(3種),円形を加工した円加工形群(2種),角がなく外側に膨らむ曲線を持つ凸曲線形群(4種),角がなく内側に凹む曲線を持つ凹曲線形群(4種)に分類したが,個々の形状ついての正答率を見ると,次の4種類のテストピースが他のものより正答率が低かった:三角形群の斜辺の長い三角形,凸曲線形群の長径の長さが等しく短径の長さが異なっている3種のうち短径が中間の長さである形,凹曲線形群の中央がくびれた形の2種である.サイズ検査では小さいサイズのものは実際より小さいもの,大きいものはより大きいものと誤認する傾向が認められた.1種類のボールサイズを基準として事前に口腔に入れ,そのサイズの感覚を確認したグループと確認しなかったグループに分けた場合,基準を確認したグループの正答率の方が高かった.
青年成人舌头的立体感知能力
以九州齿科大学的89名5年级学生(平均年龄24.5岁)为对象,调查了舌头的立体认知能力。认知能力是通过让其判断口腔中含有的20种测试片的形状和5种球的尺寸来评估的。为了观察舌头的认知功能,在用腭床覆盖咬合面及硬腭的状态下进行了检查。在没有覆盖上腭的情况下也进行了检查,有无覆盖上腭的正确率没有显著性差异,表明口腔内的立体认知主要由舌头负责。在20种测试件中,正确回答形状的平均有16.6种。由四边或五边构成的多边形群(4种),由三边构成的三角形群(3种),有突起的、由许多边构成的凹凸形群(3种),加工圆形的圆加工形群(2种),分为无角向外扩张曲线的凸曲线性群(4种)和无角向内凹陷曲线的凹曲线性群(4种),从各个形状的正确率来看,以下4种测试片的正确率比其他的低:三角形群的长斜边三角形,凸曲线性群的长径长度相等短径长度不同的3种中短径中间长度的形状;有两种凹曲线性群的中央弯曲的形状。在尺寸检查中,出现了尺寸小的东西比实际小,尺寸大的东西比实际大的错误倾向。以一种球的尺寸为基准事先放入口腔,将其尺寸分为已确认的组和未确认的组,确认基准组的正确率更高。
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