Micro-Macro Numerical Flow Simulation of Coating flow for Concentrated Disclike Particle Dispersion Systems

Tomohiro Shimizu, Takehiro Yamamoto
{"title":"Micro-Macro Numerical Flow Simulation of Coating flow for Concentrated Disclike Particle Dispersion Systems","authors":"Tomohiro Shimizu, Takehiro Yamamoto","doi":"10.1678/RHEOLOGY.40.111","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"ディスク状粒子は,ナノコンポジットなどの複合材料の フィラーや,化粧品,塗料などへの機能性付加に利用されて いる.ディスク状粒子などの粒子分散系の流動特性や機能 性の発現は,流動中の粒子挙動と密接に関係するため,流動 中のディスク状粒子の挙動については,これまでに実験や 数値計算による研究が盛んに行われている.例えば,Brown と Rennieは単分散のディスク状コロイド粒子分散系のせん 断流れ下の構造について,中性子回折測定と中性子小角散乱 測定を行い,比較的高せん断速度では,ディスク面が速度 勾配方向に垂直な面内にあるように配向している層状構造 を取ることを見出した.また,Yasudaら 5) はスリット流路 におけるディスク状粒子の配向について実験と数値解析を 行い,スリット流の側面からの観察において見られた透明・ 不透明領域の境界の筋状パターンが,粒子の回転運動と関 連することを示した.Mengと Higdonはディスク状粒子を 球の集合体としてモデル化し,濃厚分散系におけるせん断 流下での粘度と配向相関関数,過渡的な凝集構造について 数値解析を行い,体積分率が高くなると,粒子は層状の配 向構造を取り,粒子の積み重なりが生じることを見出した. また,ブラウン動力学 (BD)法を用いたミクロシミュレーショ ンでは,Yamamotoら はディスク状粒子を扁平回転楕円体 で近似し,粒子間相互作用をポテンシャル関数で表現して, せん断流れの数値シミュレーションを行った.そして,せ ん断流れ中の粒子挙動や流動誘起構造の解析を行っている. 本研究では,ディスク状粒子分散系のコーティング流れ の数値シミュレーションを考える.ディスク状粒子分散系の コーティング流れは,工学的には機能性フィルムの成形過 程や化粧品,医薬品の塗布過程と関連する.ここでは,スロッ トコーティングと呼ばれる,押出し金型を用いた塗布工程を 対象とする.スロットコーティングは,種々の工業製品の 製造に広く使用されているコーティング手法であり,多く の研究が行われている(例えば,Romeroら とその引用文 献参照).非ニュートン流体のスロットコーティングの数値 計算による研究では,例えば,Tsudaら は,非ニュートン 粘性モデルに Ellisモデルを用いて,押出し金型内の非ニュー トン粘性流体の流れについて,スリットから吐出する吐液 の流量配分を簡便に解析することが可能な 1次元解析モデル を提案した.Romeroら は構成方程式に Oldroyd-Bモデル と FENE-CRモデルを用いて,有限要素法により,希薄高分 Micro-Macro Numerical Flow Simulation of Coating flow for Concentrated Disclike Particle Dispersion Systems","PeriodicalId":17434,"journal":{"name":"Journal of the Society of Rheology, Japan","volume":null,"pages":null},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2012-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"1","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of the Society of Rheology, Japan","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.1678/RHEOLOGY.40.111","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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Abstract

ディスク状粒子は,ナノコンポジットなどの複合材料の フィラーや,化粧品,塗料などへの機能性付加に利用されて いる.ディスク状粒子などの粒子分散系の流動特性や機能 性の発現は,流動中の粒子挙動と密接に関係するため,流動 中のディスク状粒子の挙動については,これまでに実験や 数値計算による研究が盛んに行われている.例えば,Brown と Rennieは単分散のディスク状コロイド粒子分散系のせん 断流れ下の構造について,中性子回折測定と中性子小角散乱 測定を行い,比較的高せん断速度では,ディスク面が速度 勾配方向に垂直な面内にあるように配向している層状構造 を取ることを見出した.また,Yasudaら 5) はスリット流路 におけるディスク状粒子の配向について実験と数値解析を 行い,スリット流の側面からの観察において見られた透明・ 不透明領域の境界の筋状パターンが,粒子の回転運動と関 連することを示した.Mengと Higdonはディスク状粒子を 球の集合体としてモデル化し,濃厚分散系におけるせん断 流下での粘度と配向相関関数,過渡的な凝集構造について 数値解析を行い,体積分率が高くなると,粒子は層状の配 向構造を取り,粒子の積み重なりが生じることを見出した. また,ブラウン動力学 (BD)法を用いたミクロシミュレーショ ンでは,Yamamotoら はディスク状粒子を扁平回転楕円体 で近似し,粒子間相互作用をポテンシャル関数で表現して, せん断流れの数値シミュレーションを行った.そして,せ ん断流れ中の粒子挙動や流動誘起構造の解析を行っている. 本研究では,ディスク状粒子分散系のコーティング流れ の数値シミュレーションを考える.ディスク状粒子分散系の コーティング流れは,工学的には機能性フィルムの成形過 程や化粧品,医薬品の塗布過程と関連する.ここでは,スロッ トコーティングと呼ばれる,押出し金型を用いた塗布工程を 対象とする.スロットコーティングは,種々の工業製品の 製造に広く使用されているコーティング手法であり,多く の研究が行われている(例えば,Romeroら とその引用文 献参照).非ニュートン流体のスロットコーティングの数値 計算による研究では,例えば,Tsudaら は,非ニュートン 粘性モデルに Ellisモデルを用いて,押出し金型内の非ニュー トン粘性流体の流れについて,スリットから吐出する吐液 の流量配分を簡便に解析することが可能な 1次元解析モデル を提案した.Romeroら は構成方程式に Oldroyd-Bモデル と FENE-CRモデルを用いて,有限要素法により,希薄高分 Micro-Macro Numerical Flow Simulation of Coating flow for Concentrated Disclike Particle Dispersion Systems
集中盘状颗粒分散体系涂层流动的微观宏观数值模拟
盘状粒子被用于纳米复合材料等复合材料的填料、化妆品、涂料等附加功能性。盘状粒子等粒子分散系统的流动特性和功能由于性的表现与流动中的粒子行为密切相关,所以迄今为止,通过实验和数值计算对流动中的盘状粒子的行为进行了广泛的研究。例如,Brown和Rennie针对单色散的盘状胶体粒子色散系统的剪切流下结构,进行中子衍射测量和中子小角散射测量,在较高剪切速度下,盘片表面速度发现了在垂直于梯度方向的面上定向的层状结构。Yasuda等人对狭缝流道中盘状粒子的定向进行了实验和数值分析。从狭缝流的侧面观察发现,透明、不透明区域边界的条纹图案与粒子的旋转运动有关。Meng和Higdon对盘状粒子进行了分析。作为球的集合体进行建模,对浓厚分散系统中剪流流下的粘度和定向相关函数、瞬态凝聚结构进行数值分析,体积比例提高时,粒子会呈现层状分布。采用朝向构造,发现了粒子的重叠。另外,在使用布朗动力学(BD)法的微观模拟实验中,Yamamoto等人将盘状粒子制成扁平旋转椭圆体中近似,用电势函数表现粒子间相互作用,进行剪流的数值模拟,并分析剪流中的粒子行为和流动引起结构。本研究考虑盘状粒子分散系统的涂层流程的数值模拟。盘状粒子分散系统的涂层流程在工程学上是功能性薄膜的成型过度。与程、化妆品、医药品的涂布过程有关。这里以使用挤出模具的涂布工序为对象,称为槽涂层。槽涂层用于各种工业产品的这是一种在制造中广泛使用的涂层手法,目前正在进行大量的研究(例如,参见Romero等人及其引文)。在非牛顿流体槽涂层的数值计算研究中,例如Tsuda等人在非牛顿粘性模型中使用Ellis模型,在挤压模具内的非纽针对吨粘性流体的流动,提出了能够简便地分析从狭缝中吐出的吐液的流量分配的一维分析模型。Romero等在构造方程式中加入了Oldroyd-B模型和使用fine - cr模型,通过有限元方法,稀释高性能Micro-Macro Numerical Flow Simulation of Coating Flow for ConcentratedDisclike Particle Dispersion Systems
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