Frontier of Quantum Molecular Spintronics Based on Single-Molecule Quantum Magnets

M. Yamashita
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Abstract

20世紀は電子の持つ電気的性質(電荷)を利用した エレクトロニクス(シリコンテクノロジー)の時代であ り、20世紀の科学技術を飛躍的に発展させ、今後も重 要なテクノロジーとして活躍するであろうと考えられ る。一方、20世紀の後半になると、電子の持つもう一 つの性質である磁気的性質(電子スピン)を電荷と組み 合わせ、新しい機能を創出する「スピントロニクス」に 注目が集まった。この技術は 21世紀のキーテクノロジ ー(ナノテクノロジー)として、基礎と応用の両面から 盛んに研究されている。このスピントロニクスは既に実 用化されており、我々の日常生活において多くの恩恵を 受けている。代表的なスピントロニクスである巨大磁気 抵抗効果(GMR: Giant Magnetoresistance Effect)を用い たMRAM(Magnetic Random Access Memory Systems)は、 従来のエレクトロニクスに比べて、不揮発性であること、 ナノ秒の操作速度、高密度情報記憶容量および低電力消 費などの利点がある。グリューンベルク博士とフェルト 博士は 1980年代に GMRデバイスの作成に世界で初め て成功して、2007年にノーベル物理学賞を受賞してい る。ところが、有名なムーアの法則に従えば、集積回路 上のトランジスター数は「18か月(=1.5年)ごとに 2 倍になる」というものである。これを式で表現すると、 n 年後の倍率 p は、p=2となる。
基于单分子量子磁体的量子分子自旋电子学前沿
20世纪是利用电子的电性质(电荷)的电子技术(硅技术)的时代,使20世纪的科学技术有了飞跃性的发展,今后也要重被认为是重要的技术。另一方面,到了20世纪后半期,电子的另一种性质——磁性质(电子自旋)与电荷结合,创造出新功能的“自旋电子学”引起了人们的关注。这项技术作为21世纪的关键技术(纳米技术),从基础和应用两方面受到广泛研究。这种自旋电子学已经被实际应用,在我们的日常生活中得到了很多好处。具有代表性的自旋电子学——巨大磁阻效应(GMR)使用Giant Magnetoresistance Effect的MRAM(Magnetic随机存取记忆系统),与传统电子器件相比,具有非易失性、纳秒操作速度、高密度信息存储容量以及低功耗等优点。格伦伯格博士和佩特博士在20世纪80年代在世界上首次成功制造出GMR装置,获得了2007年的诺贝尔物理学奖。但是,根据著名的摩尔定律,集成电路上的晶体管数量“每18个月(1.5年)翻一番”。用公式表达的话,n年后的倍率p为p=2。
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