塗工技術変遷と最新動向

Masahiro Nagahara
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Abstract

製紙機械の塗工設備では,古くから様々な用紙に塗工が行われており,用途,品質要求,速度要求に対応して発展してきた。主にサイジングを行うサイズプレスは,ポンドサイズからロールメタリング,ロッドメタリングと開発が進み,非接触でサイジングを行う設備としてはスプレーサイザがある。さらに最近では,ハードニップサイザという紙質強度を格段に向上させる新技術も海外ではいくつもの実機が採用されている。カラー塗工を行うコータの主流はブレードコータで,ロールアプリケーション,ショートドゥエルアプリケーション,ジェットアプリケーションが主な型式であり,最近では塗工液をカーテン状に落下させて輪郭塗工を行うカーテンコータが実用化され,多くの実機が導入されている。塗工紙の乾燥設備としては,赤外線ドライヤ,エアドライヤ,シリンダドライヤの構成であったが,エアドライヤのノズル技術の発展により乾燥能力が大きく向上し,エアドライヤのみの乾燥設備が世界的標準となっている。エアノズルの性能向上により,既設のエアドライヤのノズル交換や既設の赤外線ドライヤをエアドライヤとすることでエネルギー削減が可能となっている。本稿ではこれらの設備の技術変遷と最新の技術動向について紹介する。
涂工技术変迁と最新动向
在造纸机械的涂漆设备方面,自古以来就对各种纸张进行涂漆,根据用途、质量要求和速度要求不断发展。主要进行尺寸调整的尺寸冲床的开发从磅尺寸到滚压、滚压等,作为非接触进行尺寸调整的设备,有喷射机。最近,国外也有多款真机采用了可显著提高纸张强度的硬件衬垫新技术。主要用于涂色的康太是刀片康太,主要形式有滚转应用、短斗应用和喷射应用。最近,使涂漆液像窗帘一样落下,进行轮廓涂漆的窗帘机已投入实际应用,很多实际设备都已投入使用。涂料纸的干燥设备主要由红外线干燥器、空气干燥器和气缸干燥器组成,随着空气干燥器喷嘴技术的发展,干燥能力得到了很大的提高。只有空气压缩机的干燥设备已成为世界标准。通过提高空气喷嘴的性能,可以更换已有的空气烘干机的喷嘴,并通过将已有的红外线驱动器作为空气烘干机来减少能量。本文介绍了这些设备的技术变迁和最新的技术动向。
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