{"title":"The effect of laser acupuncture on the uterine involution in postpartum dairy cows.","authors":"Y. Ohnami, K. Ikenaga, E. Okamoto, M. Kikuchi","doi":"10.4190/JJVC1990.19.25","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"分娩後の乳牛の交巣穴にCO2レーザーを照射して、子宮機能の回復促進効果について調べた。実験には27頭のホルスタイン種乳牛を供試し、そのうちレーザーを照射した22頭を実験群、照射しなかった5頭を対照群とした。レーザーは100V、6W、60秒間照射し、照射時期は分娩後2~3日に1日間隔で計2回照射した。子宮角の弾力性および形状の回復に要した日数は対照群がそれぞれ分娩後平均23.8日と27.8日、実験群では18.2日と20.8日であった。いずれも実験群は対照群より早期に回復した。このうち、子宮角の形状の回復日数の差は有意であった(p<0.05)。悪露の消失までの日数は対照群が平均31.4日、実験群では21.3日であった。実験群は対照群に比べ早期に消失した(p<0.05)。子宮回復までの日数は対照群が平均32.8日、実験群では23.3日であった。実験群は対照群に比べ早期に回復した(p<0.01)。分娩後、初回排卵までの日数は対照群と実験群でそれぞれ平均30.6日と34.2日であった。実験群は対照群に比べて4日遅れて初回排卵を迎えたが、両者の間に有意な差はなかった。これらの結果から、分娩後の交巣穴レーザー照射は子宮機能の回復を促進させることが示唆された。","PeriodicalId":293284,"journal":{"name":"The Tohoku Journal Veterinary Clinics","volume":"15 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"1900-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"1","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"The Tohoku Journal Veterinary Clinics","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.4190/JJVC1990.19.25","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}