General Calibration of Capacitance Soil Moisture Sensor for Various Electrical Conductivity Conditions

Hideki Miyamoto, H. Cho, Yuji Ito, J. Chikushi, T. Eguchi
{"title":"General Calibration of Capacitance Soil Moisture Sensor for Various Electrical Conductivity Conditions","authors":"Hideki Miyamoto, H. Cho, Yuji Ito, J. Chikushi, T. Eguchi","doi":"10.2525/SHITA.21.86","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"本研究では,静電容量式水分センサー・EC-5 (Decagon Devices 社)の出力電圧(V ) に及ぼす間隙水の電気伝導度(σw)の影響を実験的に評価し,任意のσw に対応し得るセンサーの校正方法を検討した.EC-5 は,従来の5 MHz 型静電容量式水分センサーに比べ,σwの影響を受けにくいセンサーである.とりわけ,θ ≤ 0.15 m3 m-3の低水分域では,σwの大小によらず,メーカーが推奨する校正式に基づき,V 値から体積含水率(θ) を決定可能である.しかし,0.15 m3 m-3を超える水分域では,同一のθを持つ土壌であっても,測定されるV 値はσwによって大きく異なるため,V 値からθを適切に評価するためには,σwに関する校正式の修正が必要であることが明らかになった.本研究では,σwの影響を考慮したセンサーの校正方法として3点校正法を提案した.同法を適用するには,σwが既知であることが前提となる.そのため,σwが大きく動的に変化する環境下では,EC-5の単独利用で高精度の水分計測を実施できないものの,σwの変化量が小さい場合に限れば,同法で算出した校正式に基づき適切に水分計測を実施可能である.飽和水分条件におけるV 値のみから,様々なσwの土壌の校正式を即座に得られる3点校正法は,θの異なる土壌に対して実施する従来の校正に比べ,はるかに簡便であると考える.本研究では,数ある土壌および静電容量式水分センサーの中の一条件における検討である.よって,今後は,他の土壌やセンサーについても3点校正法の有効性を検討するとともに,σwの動的環境下における高精度水分計測法の確立を試みる予定である.","PeriodicalId":315038,"journal":{"name":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","volume":"7 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2009-06-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"3","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.2525/SHITA.21.86","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
引用次数: 3

Abstract

本研究では,静電容量式水分センサー・EC-5 (Decagon Devices 社)の出力電圧(V ) に及ぼす間隙水の電気伝導度(σw)の影響を実験的に評価し,任意のσw に対応し得るセンサーの校正方法を検討した.EC-5 は,従来の5 MHz 型静電容量式水分センサーに比べ,σwの影響を受けにくいセンサーである.とりわけ,θ ≤ 0.15 m3 m-3の低水分域では,σwの大小によらず,メーカーが推奨する校正式に基づき,V 値から体積含水率(θ) を決定可能である.しかし,0.15 m3 m-3を超える水分域では,同一のθを持つ土壌であっても,測定されるV 値はσwによって大きく異なるため,V 値からθを適切に評価するためには,σwに関する校正式の修正が必要であることが明らかになった.本研究では,σwの影響を考慮したセンサーの校正方法として3点校正法を提案した.同法を適用するには,σwが既知であることが前提となる.そのため,σwが大きく動的に変化する環境下では,EC-5の単独利用で高精度の水分計測を実施できないものの,σwの変化量が小さい場合に限れば,同法で算出した校正式に基づき適切に水分計測を実施可能である.飽和水分条件におけるV 値のみから,様々なσwの土壌の校正式を即座に得られる3点校正法は,θの異なる土壌に対して実施する従来の校正に比べ,はるかに簡便であると考える.本研究では,数ある土壌および静電容量式水分センサーの中の一条件における検討である.よって,今後は,他の土壌やセンサーについても3点校正法の有効性を検討するとともに,σwの動的環境下における高精度水分計測法の確立を試みる予定である.
不同电导率条件下电容式土壤水分传感器的通用标定
在本研究中,对间隙水的电导电度(σw)对电容式水分传感器EC-5 (Decagon Devices)的输出电压(V)的影响进行了实验评价,已经讨论了可对应于任何σw的传感器的校正方法。EC-5与之前的5mhz型静电电容式水分传感器相比,是一种不易受σw影响的传感器。特别是θ≤0.15 m3 m-3的低水区域,σw无论大小,均可根据厂家推荐的校正公式,根据V值确定体积含水率(θ)。但是,在超过0.15 m3 m-3的水分区域,即使是具有相同θ的土壤,所测定的V值也因σw而大不相同,因此,为了从V值中适当地评估θ,需要:研究表明,需要对σw的校正公式进行修改。在本研究中,作为考虑σw影响的传感器校正方法,提出了三点校正法。应用此法的前提是σw已知。因此,在σw发生较大动态变化的环境下,单独使用EC-5无法实施高精度的水分计测,但仅限于σw变化量小的情况下,可根据此法计算出的校正公式适当地实施水分计测。我们认为,仅根据饱和水分条件下的V值就能立即得到各种σw土壤的校准公式的3点校准法,与对θ不同的土壤实施的传统校准相比要简便得多。本研究是在多种土壤及电容式水分传感器中的一种条件下的研究。因此,今后计划对其他土壤和传感器也研究三点校准法的有效性,同时尝试建立σw动态环境下的高精度水分测量法。
本文章由计算机程序翻译,如有差异,请以英文原文为准。
求助全文
约1分钟内获得全文 求助全文
来源期刊
自引率
0.00%
发文量
0
×
引用
GB/T 7714-2015
复制
MLA
复制
APA
复制
导出至
BibTeX EndNote RefMan NoteFirst NoteExpress
×
提示
您的信息不完整,为了账户安全,请先补充。
现在去补充
×
提示
您因"违规操作"
具体请查看互助需知
我知道了
×
提示
确定
请完成安全验证×
copy
已复制链接
快去分享给好友吧!
我知道了
右上角分享
点击右上角分享
0
联系我们:info@booksci.cn Book学术提供免费学术资源搜索服务,方便国内外学者检索中英文文献。致力于提供最便捷和优质的服务体验。 Copyright © 2023 布克学术 All rights reserved.
京ICP备2023020795号-1
ghs 京公网安备 11010802042870号
Book学术文献互助
Book学术文献互助群
群 号:481959085
Book学术官方微信