Application of a Vertically-employed Electrical Conductivity Probe

Youngki Hong, J. Tatsuno, S. Shimada, Takahiko Nak Amura, K. Tajima, K. Tamaki
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Abstract

本研究では, 地域レベルの3次元的な塩類動態を経時的に把握することができる手法を提案した. この手法を用いて, 東北タイの塩類集積が発生している地域にて現地実験を行った結果, 以下の結果を得た. (1) 試作した鉛直型電気伝導度センサは, 地下水位以下の土層においても計測可能であり, さらに土壌サンプルから得た電気伝導度と比較すると, 信頼性が高い値を出力していることが確認できた. (2) 提案した手法をもちいて, 実験地域の3次元電気伝導度マップが作成できることを示し, その結果から, 地域の塩類集積の状況が確認できた. (3) このマップ作成の時間について考察したところ, 計測開始からマップ作成まで, おおよそ1日で作業を完了できることから, 経時的な観測活動に適しているものと示唆された. (4) 提案した手法により, 地域の3次元的な塩類動態が経時的に把握されれば,塩類集積の防止策や塩類土壌修復方法の評価や, 塩類集積メカニズムの解析などに貢献できる可能性が示唆された.
垂直电导率探头的应用
本研究提出了一种可随时间掌握区域级3维盐类动态的方法。利用该方法,在东北泰国盐类聚集发生的地区进行了现场实验,结果显示:试验结果如下:(1)试制的竖直型导电度传感器在地下水位以下的土层中也可测量,进一步与土壤样品的导电度进行比较,发现:(2)表明可以使用所提出的方法制作实验地区的三维电导电度图,其结果如下:确认了地区盐类聚集的状况。(3)对绘制该地图的时间进行了考察,从开始测量到绘制地图,大约一天就可以完成工作。建议适用于时间变化的观测活动。(4)如果根据所提出的方法,时间变化地掌握地区的三维盐类动态,就可以评估防止盐类聚集的对策和盐类土壤修复方法;这表明该研究有可能对盐类聚集机制的分析做出贡献。
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