M. Hirano
{"title":"Investigations of the Larynx and Singing","authors":"M. Hirano","doi":"10.5426/LARYNX.25.58","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"は じ め に この企画にお招きいただき,謝意を表する.1989 年に 日本喉頭科学会が設立され,今年第 25 回学術講演会を迎 えて感慨無量である.私は 1996 年末に教授を退職し,以 来研究を行っていない.今日の話は大変旧い研究の内容 で,当時は世界で注目されたが,現在どのように評価され るのかは分からない. 高校,大学の学生の頃,かなり熱心に歌っていた.発声 法と歌については,プロのテノール歌手,川崎豊先生(図 1A)に約 4 年半,毎週 1 回個人レッスンを受けた.学生 時代にはオペラにも出演し,マスカーニ作曲「カバレリ ア・ルスチカーナ」のトゥリドゥ,モーツァルト作曲「ド ン・ジョヴァンニ」のオッターヴィオ,ビゼー作曲「カル メン」のホセの役を演じた. 医学部 6 年生のときに,当時京都大学助教授の廣戸幾一 郎先生(図 1B)から,京都大学に音声言語の学際的研究を する組織があり,医学部では耳鼻咽喉科が参加している. 歌が好きなら耳鼻科に入局して,声の研究をしなさい,と 強く勧められて耳鼻科に入った.廣戸先生はその後,久留 米大学の教授に就任され,私も久留米大学で勤務すること になった.","PeriodicalId":126820,"journal":{"name":"THE LARYNX JAPAN","volume":"9 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2013-12-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"THE LARYNX JAPAN","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.5426/LARYNX.25.58","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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