Historical Perspective of the Hirschberg Test

Japanese orthoptic journal Pub Date : 2009-11-30 DOI:10.4263/JORTHOPTIC.38.203

Koki Matsui

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Abstract

Hirschberg test にかかわる原著および関連する文献を解読して、この常用検査法の歴史的評価を振り返り現代的課題を検討した．Hirschberg は1885年と1886年にあわせて3篇の原著論文を Centralblatt fur Augenheilkunde に発表した．角膜反射像の位置を指標として、瞳孔縁と角膜輪部とをランドマークとして相互の位置関係から眼位のずれを計量する、視診による他覚的斜視角の測定法を提案した．斜視角の測定精度は10°ほどのおおまかなもので、その程度から斜視を5段階に分類することに成功した．この検査法は、簡易性、応用性、信頼性、再現性などに優れ、現在まで 120 年の長きにわたって日常診療に活用されてきた．原著ではほとんど検討されていない計数値にいわゆる Hirschberg ratio がある．その数値として1960年代まで7°/mmあるいは8°/mmが踏襲されてきたが、1970年頃から再検討が試みられた．カッパ角はもとよりのこと角膜反射像の光学的特性の認識に加えて、角膜前面の曲率半径、入射瞳、前房深度などの変数を適切に考慮した理論計算および画像分析によって、12°/mmを代表とする換算値に修正されて現在に至っている．

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赫氏试验的历史回顾

我们对赫希伯格试验的原始工作和相关文献进行了解密，以回顾对这一常用试验方法的历史评价，并研究当代问题。赫希伯格于 1885 年和 1886 年发表了三篇原创论文。他提出了一种通过目测测量斜视角度的方法，以角膜反射像的位置为指标，以瞳孔缘和角膜环为地标，测量眼球位置的相互偏差。斜视角度测量的准确度约为 10°，该方法成功地根据斜视的准确度将斜视分为五级。这种方法因其简单、适用、可靠和可重复性，120 年来一直被用于日常实践。所谓的赫氏比值是少数几个在原著中没有研究过的数值之一。直到 20 世纪 60 年代，人们一直使用 7°/mm 或 8°/mm 作为比值，但从 1970 年左右开始重新考虑。理论计算和图像分析适当考虑了角膜前表面曲率半径、入射角瞳孔和前房深度等变量，此外还认识到角膜反射图像的光学特性以及 Kappa 角，从而得出了代表 12°/mm 的换算值，目前该值已被修订。

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