Journal publication of the Japanese Coral Reef Society: Past, present and future
K. Fujita, S. Harii, M. Hidaka, H. Yamashiro
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Abstract
日本サンゴ礁学会の学会誌は,1999 年に「Galaxea, Journal of the Japanese Coral Reef Society 日本サ ンゴ礁学会誌」として第 1号が発行された(表 1)。 雑誌名からも分かるように,和英混交の雑誌であっ た。ちなみに“Galaxea”という名称は,琉球大学 熱帯海洋科学センター瀬底実験所(現,熱帯生物圏 研究センター瀬底研究施設)の定期刊行物の雑誌名 を引き継いでいる(図 1,山里 1999)。英文論文に は,和文タイトルと和文要旨を最後につけた。また 和文論文には,英文タイトルと英文要旨をつけ,さ らに図表の説明文は和文とともに英文の説明文も載 せた(表 S1)。「国際交流と国内普及の両方を満足 させる」ことを目指したものだが,将来的に国際誌 を目指す意気込みが感じられる。 2008 年より,英文誌「Galaxea, Journal of Coral Reef Studies」と和文誌「日本サンゴ礁学会誌(Journal of the Japanese Coral Reef Society)」に分かれ て発行されることになった(山野 2008; Yamano 2008)。両誌とも巻を受け継いだため,10 巻からの スタートとなっており,現在ではそれぞれ年 1巻発 行している。同年末には,科学技術情報発信・流通 総合システム J-STAGE (http://www.jstage.jst.go. jp/)において論文を公開することとなり,国内外 から無料で論文にアクセスできるようになった(表 1)。英文誌については,2013 年の 13 巻以降は電子 ジャーナルとし,学会員への印刷体の配布を取りや め,和文誌のみ印刷体を学会員に配布することにし た。 2017 年 7 月の評議員会(法人化前の体制)で, 英文誌と和文誌のそれぞれに編集長を置くことが承 認され,編集体制はより強固なものとなった。法人 化に伴い,編集委員会の構成,業務と所掌などにつ いて明確にする必要が出たため,編集委員会規程を 制定した。編集委員会の裁量で決定できる範囲を明 確にするとともに,学会誌の企画,編集,発行に関 する基本方針については理事会(理事会については 本特集セクション,日高解説論文参照)の承認を得 ることも明記した。 両学会誌は,学会誌編集委員会が刊行の実務を行 う。法人化後,学会誌編集委員会は,学会誌担当理 事(Director for Publication),英文誌及び和文誌の 各編集長(Editor-in-Chief),各副編集長(Associate Editor-in-Chief),各分野別編集幹事(Topic Editors) から構成される。これに加え,数名の編集委員 (Editorial Board Member)が原稿の審査に関わっ ている。編集長(旧編集委員長)は初代の土屋 誠 先生(琉球大学名誉教授)をはじめ,これまでに 6 名が務めている(表 2)。両誌共に創刊から 19 巻ま で継続して発行され発展してきた。ひとえに,これ までの編集委員長および編集委員のご尽力の賜物で あり,感謝の意を表したい。 各雑誌の投稿原稿から出版までには,基本的に大 きく 2つのステップがある。一つ目は投稿から判断 まで,二つ目は受理後から出版までの過程である。 まず,投稿された論文は編集長または副編集長が内 容等に目を通し,原稿を担当する分野別編集幹事を 決定する。原稿の担当者は内容を確認し,2名以上 の査読者に査読を依頼する。査読結果が戻り次第, * 連絡著者 E-mail: fujitaka@sci.u-ryukyu.ac.jp
日本珊瑚礁学会杂志:过去,现在和未来
日本珊瑚礁学会的学会杂志在1999年发表了“Galaxea,Journal of the Japanese Coral Reef Society日本珊瑚礁学会志》发行了第一期(表1)。从杂志的名称就可以看出,这是一本和英混合的杂志。顺便一提,“Galaxea”这一名称沿用了琉球大学热带海洋科学中心濑底实验所(现热带生物圈研究中心濑底研究设施)定期刊物的杂志名(图1,山里1999)。英文论文最后加上了日文标题和日文摘要。另外,在日文论文中添加英文标题和英文摘要,图表的说明文和日文一起添加了英文说明文(表S1)。虽然该杂志的目标是“满足国际交流和国内普及的双重需求”,但从中可以感受到其未来将成为国际杂志的雄心壮志。自2008年起,英文杂志《Galaxea》Journal of Coral Reef Studies”和日文杂志《日本珊瑚礁学会志》(Journal of the Japanese Coral Reef Society)被发行了(山野2008;Yamano 2008)。由于两本杂志都继承了卷,所以从10卷开始发行,现在分别是每年发行1卷。同年年底,科学技术信息传播、流通综合系统j-stage (http://www.jstage.jst.go . jp摩根/)上公开论文,国内外可以免费查阅论文了(表1)。英文杂志方面,2013年的第13卷以后将采用电子杂志,不再向学会会员发放印刷体,只向学会会员发放日文杂志印刷体。2017年7月的评议员会(法人化前的体制)同意英文杂志和日文杂志分别设置主编,编辑体制更加稳固。随着法人化,需要明确编辑委员会的构成、业务和职责等,因此制定了编辑委员会规程。在明确可以由编辑委员会决定的范围的同时,学会刊物的企划、编辑、发行相关的基本方针也明确表示要得到理事会(关于理事会参照本特集部分,日高解说论文)的批准。两本学会刊物,由学会刊物编辑委员会负责发行工作。法人化后,学会志编辑委员会包括学会志担当理事(Director for Publication)、英文及日文志各主编(Editor-in-Chief)、各副主编(AssociateEditor-in-Chief),各领域编辑干事(Topic Editors)构成。此外,还有数名编辑委员(Editorial Board Member)参与原稿的审查。主编(旧编辑委员长)以第一代土屋诚先生(琉球大学名誉教授)为首,至今已有6人担任(表2)。两个杂志都是从创刊到19卷持续发行发展起来的。完全归功于编委会主席和编委会委员的努力,表示感谢。各杂志从投稿到出版,基本上有两个大步骤。一是从投稿到判断,二是从受理到出版的过程。首先,投稿的论文由主编或副主编审阅内容,确定负责原稿的各领域编辑干事。稿件负责人确认内容,约请两名以上审稿人审读。请联系作者邮箱:fujitaka@sci.u-ryukyu.ac.jp
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