{"title":"Activities after becoming a public interest incorporated association and future directions","authors":"Masayuki Ebihara","doi":"10.5917/jagh.62.25","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"地下水学会誌第52巻第 1号(2010)に「日本地 下水学会50周年記念特集「地下水の開発と保全・ 管理-日本の経験とこれからの挑戦」」が掲載さ れてから10年が経過した。この50周年記念特集の 「はじめに」の中で,「本特集は,日本地下水学会 設立50周年および一般社団法人日本地下水学会の 設立を期して企画されたものである」とされ,ま た,「主に行政の立場からの地下水・水資源の開 発・保全・管理に向けての報告が取りまとめられ ており,これからの議論に資するものと考えてい る」と結ばれている(徳永,2010)。 その後,2010年 8 月 5 日に公益認定を受けて公 益社団法人日本地下水学会(以下,本学会と記 す。)としての歩みを始めてから約10年のうち, 2010年代前半は福島第一原子力発電所事故に関連 した問合せや本学会の積極的関与を求める声が寄 せられたり,2010年代後半は地下水保全法案作成 へ本学会の参画を求められるなど,公益団体とし ての社会的な役割や姿勢を問われる場面が多くみ られた。 半世紀にわたり任意団体として活動してきた本 学会が,公益団体となった冒頭に,一般市民だけ でなく様々な国の機関や自治体の経験,意向を窺 い知る機会を得たことは,社会の中での本学会の 立ち位置や方向性を模索しながら活動する上で有 意義であった。 本稿では,新たな常設委員会の体制で始まった 活動や公益団体としての社会的要請への対応を中 心に,法人化からの最初の10年を振り返るととも に,今後の展望について私見も交えて触れたい。","PeriodicalId":173171,"journal":{"name":"Journal of groundwater hydrology","volume":"16 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2020-02-28","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of groundwater hydrology","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.5917/jagh.62.25","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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