H. Nishikiori, Ryouichi Soma, Hiroyuki Aizawa, D. Hirakawa, F. Tatsuoka
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引用次数: 3
Abstract
新形式構造であるGRS 一体橋梁(Geosynthetic-Reinforced Soil Integral Bridge)の模型振動台実験の結果によると、その耐震安定性は壁面工背面に定着したジオテキスタイル補強材の引抜け抵抗が増加すると増加する。本研究では、種々の高分子材料のグリッド状補強材と模型実験で用いた人工的な補強材であるリン青銅のグリッド状補強材を用いて土中引抜き試験を行い、砂盛土からの引抜け特性を比較検討した。その結果、補強材の引抜け抵抗は、異なった拘束圧下において、①補強材表面での摩擦抵抗 (面内配置密度×表面摩擦) 、及び②横材前面での受動抵抗 (横材厚さ×横材本数) に依存することが分かった。また、この両者の影響を表現する経験式を導いた。この式によれば、補強材表面の摩擦抵抗と横材前面の受働抵抗の増加によって引抜け抵抗はある一定値までは線形的に増加するが、それ以降の増加による増加は殆どないことが分かった。