Estimation of available energy of dietary fiber in various food materials
T. Oku, Kazuhiko Yamada, Ken-ichi Kanaya
{"title":"Estimation of available energy of dietary fiber in various food materials","authors":"T. Oku, Kazuhiko Yamada, Ken-ichi Kanaya","doi":"10.11217/JJDF1997.6.81","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"加工食品には栄養成分表示制度に基づいてエ ネルギ ーをはじめ主要栄養成分表示 が義務付 けられてい る。 食物繊維含有加工食品において も例外ではない。栄養 改善法(現 ・健康増進法)に おける加工食品の栄養表 示 制度 で は,食 物 繊維 の エ ネル ギ ー値 は暫 定的 に 4kcal/9を 用いている。 このため,加 工食品のエ ネル ギー量 が多 くな り,特 別用途食品に位置づけ られてい る低カロリー食品などの創製が困難 になっている。一 方,欧 米諸国では,食 物繊維のエネルギー値 は暫定的 にOkca1/gを 用いてきたが,最 近では真実に近い評価 をす る動 きがでて きて,国 によってOkcal/gあ るいは 2kca1/gを 使 っている。 当初,わ が国の栄養成分表示制度 におけるエネルギ ーにつ いては ,炭 水化物 から食物繊維や難消化性 オ リ ゴ糖 ・糖アルコール除いた量 に4kca1/gを 乗 じ,食 物 繊維はOkca1/g,難 消化性オ リゴ糖や糖アルコールは それぞれのエネルギー換算係数 を乗 じ,こ れ らの和 を 炭水化物のエネルギー量 としていた。そ して,食 物繊 維 や難消化性オ リゴ糖 ・糖アル コール含量が少な く, 総エ ネルギー量への影響 が少 ない加工食品について は,炭 水化物へ直接4kcal/gを 乗 じてエネルギー量 と して もよいと していた。ところが,日 本食品標準成分 表の改訂が行われた ときに,食 物繊維のエネルギーを 暫定的に4kca1/gと して取 り扱 うこととしために,食 品業界に混乱 をもた らしている。 いずれに しても,こ のような混乱 が生 じているのは 食物繊維のエネルギー量 が明 らかに されていないか ら である。それゆえ,現 段階における科学的根拠 に基づ いて,各 々の食物繊維素材についてエネルギー評価 を 行い,よ り真実 に近いエネル ギー値 を提示す る必要が ある。 ここでは,先 ず現段階 における知見 に基づ く食 物繊維エネルギー評価の進め方 を提示 し,次 にこの考 え方にもとついて,現 在,わ が国において商品化 され てい る食物繊維素材につ いてエネル ギー評価 を試み, エネルギー換算係数を提示す る。","PeriodicalId":126933,"journal":{"name":"Journal of Japanese Association for Dietary Fiber Research","volume":"35 2 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2002-12-31","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"8","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of Japanese Association for Dietary Fiber Research","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.11217/JJDF1997.6.81","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
引用次数: 8
Abstract
加工食品には栄養成分表示制度に基づいてエ ネルギ ーをはじめ主要栄養成分表示 が義務付 けられてい る。 食物繊維含有加工食品において も例外ではない。栄養 改善法(現 ・健康増進法)に おける加工食品の栄養表 示 制度 で は,食 物 繊維 の エ ネル ギ ー値 は暫 定的 に 4kcal/9を 用いている。 このため,加 工食品のエ ネル ギー量 が多 くな り,特 別用途食品に位置づけ られてい る低カロリー食品などの創製が困難 になっている。一 方,欧 米諸国では,食 物繊維のエネルギー値 は暫定的 にOkca1/gを 用いてきたが,最 近では真実に近い評価 をす る動 きがでて きて,国 によってOkcal/gあ るいは 2kca1/gを 使 っている。 当初,わ が国の栄養成分表示制度 におけるエネルギ ーにつ いては ,炭 水化物 から食物繊維や難消化性 オ リ ゴ糖 ・糖アルコール除いた量 に4kca1/gを 乗 じ,食 物 繊維はOkca1/g,難 消化性オ リゴ糖や糖アルコールは それぞれのエネルギー換算係数 を乗 じ,こ れ らの和 を 炭水化物のエネルギー量 としていた。そ して,食 物繊 維 や難消化性オ リゴ糖 ・糖アル コール含量が少な く, 総エ ネルギー量への影響 が少 ない加工食品について は,炭 水化物へ直接4kcal/gを 乗 じてエネルギー量 と して もよいと していた。ところが,日 本食品標準成分 表の改訂が行われた ときに,食 物繊維のエネルギーを 暫定的に4kca1/gと して取 り扱 うこととしために,食 品業界に混乱 をもた らしている。 いずれに しても,こ のような混乱 が生 じているのは 食物繊維のエネルギー量 が明 らかに されていないか ら である。それゆえ,現 段階における科学的根拠 に基づ いて,各 々の食物繊維素材についてエネルギー評価 を 行い,よ り真実 に近いエネル ギー値 を提示す る必要が ある。 ここでは,先 ず現段階 における知見 に基づ く食 物繊維エネルギー評価の進め方 を提示 し,次 にこの考 え方にもとついて,現 在,わ が国において商品化 され てい る食物繊維素材につ いてエネル ギー評価 を試み, エネルギー換算係数を提示す る。
各种食品原料中膳食纤维有效能的估算
在加工食品中,根据营养成分标示制度,义务标明包括茴香在内的主要营养成分。含有食物纤维的加工食品也不例外。在营养改善法(现健康增进法)的加工食品营养表制度中,膳食纤维的hennelgi值暂时采用4kcal/9。因此,加工食品的超量过多,难以生产定位于特殊用途食品的低热量食品。另一方面,在欧洲和美国国家,食物纤维的能量值暂时使用Okca1/g,但最近出现了接近真实的评价的动向,各个国家的Okcal/g相似度使用2kca1/g。当初,我国的营养成分标示制度中关于能源的规定是:炭水化物中除去食物纤维、难消化性聚糖、糖醇后的量乘4kca1/g。纤维为Okca1/g,难消化性聚糖和糖醇乘除各自的能量换算系数,两者之和即为碳水化合物的能量量。而且,食物纤维和难消化性聚糖、糖醇含量少,对于对总能源量影响较小的加工食品,可以直接在碳水化物上乘以4kcal/g作为能源量。但是,在修订日本食品标准成分表时,将食品纤维的能量暂定为4kca1/g,因此在食品业界引起了混乱。不管怎样,产生这种混乱的原因是没有明确膳食纤维的能量量。因此,基于现阶段的科学依据,有必要对各种膳食纤维材料进行能量评估,提出更接近真实的enelgy值。在这里,首先提出了基于现阶段的知识的食物纤维能量评价的推进方法,接着结合这个思考方法,对目前在我国商品化的食物纤维材料进行探讨。尝试基质评价,提出能量换算系数。
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