{"title":"Current Status and Future Prospects for Large-Scale SOFC Combined Cycle System","authors":"Yoshinori Kobayashi, T. Gengo, Yoshimasa Ando","doi":"10.7791/JHTS.35.256","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"2050年に CO2排出量を半減させるための実効ある技術開 発と普及が急務となっている。温室効果ガスの一種である CO2の排出量の大幅な削減には、長期的には再生可能エネ ルギーや水素燃料等の新エネルギーを合理的に組み合せた 新発電システムの実用化が必要であるが、中短期的には超 高効率発電システムの普及による化石燃料の有効活用が大 いに期待されている。 このため三菱重工業では、コンバインドサイクルで高効 率発電を実現しているガスタービンの更なる高温化を進め ると同時に、化石燃料の持つ化学エネルギーを直接電気エ ネルギーに変換し、発電効率を飛躍的に高めることができ る燃料電池に早くから注目し、着実な開発の積み重ねによ り、燃料電池はいよいよ実用化の段階に近づいている。 中でも 900~ 1000°Cの高温で作動する固体酸化物形燃料 電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)は、石炭を含む多様な 燃料を使っての高効率発電が可能なだけでなく、作動温度 が高いことからガスタービンとの複合発電が可能であり、 現状熱機関としては最高の効率向上が見込まれている。","PeriodicalId":113412,"journal":{"name":"Journal of High Temperature Society","volume":"1 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"1900-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"5","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of High Temperature Society","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.7791/JHTS.35.256","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}