[Review] Moving Mechanism of Chitinase A from Serratia marcescens

A. Nakamura, K. Okazaki, T. Furuta, M. Sakurai, R. Iino
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Abstract

1.1 プロセッシブな糖質分解酵素 プロセッシビティとは,1回の基質酵素複合体形成あた りの触媒反応回数ということができる.糖質関連酵素の分 野では,セルラーゼ,キチナーゼなどの加水分解酵素につ いて解析がなされることが多いため分解反応回数と思われ がちである.しかし他分野では DNAポリメラーゼの合成 反応回数やモーター蛋白質の運動回数として使われる概念 であり,酵素の重要な性質の一つである. セルラーゼについては,X線結晶構造解析によりトンネ ル状の触媒ドメインの構造が明らかになりプロセッシブ反 応の可能性が示された.その後,分解反応後の結晶性セ ルロースが尖ることからプロセッシブ反応が検証された. またキチナーゼについても,分解後の結晶性キチンの形状 変化からプロセッシブ反応モデルが提案された.更にプ ロセッシビティ定量のために,生成物の奇数糖と偶数糖の 比から推定する方法,基質を改変するまたは可溶性と不 溶性の基質を混合して計測する方法などが提案されてき た.プロセッシビティの定義を考えると,生成物の量と Moving Mechanism of Chitinase A from Serratia marcescens セラチア菌由来キチン加水分解酵素の運動機構
[综述]粘质沙雷菌几丁质酶A的迁移机制
1.1处理性糖质分解酶所谓处理性,可以说是指1次基质酶复合物形成值的催化反应次数。在糖类相关酶的分野中,由于多分析纤维素酶、激酶等水解酶,所以容易被认为是分解反应次数。但是在其他领域DNA聚合酶的合成是作为反应次数和马达蛋白的运动次数使用的概念,是酶的重要性质之一。关于塞尔酶,通过X射线结晶结构分析,发现了隧道状催化域的结构,处理反随后,由于分解反应后结晶性脊骨变尖,验证了处理反应。另外,激酶分解后结晶性甲壳素的形状。从变化中提出了处理反应模型。为了进一步定量焦糖,提出了根据生成物的奇数糖和偶数糖之比推算的方法,改变基质或混合可溶性和不可溶性基质测量的方法等。考虑处理器的定义,生成物的量和Moving Mechanism of Chitinase A from Serratia marcescens来自塞拉西菌的甲壳素水解酶的运动机制
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