INFLUENCES OF TYPES OF JOINTS AND PLATE THICKNESS ON A NEW BOLT-TIGHTENING METHOD IN WHICH THE FINAL TIGHTENING IS EXECUTED 24 HOURS AFTER THE TEMPORARY TIGHTENING
{"title":"INFLUENCES OF TYPES OF JOINTS AND PLATE THICKNESS ON A NEW BOLT-TIGHTENING METHOD IN WHICH THE FINAL TIGHTENING IS EXECUTED 24 HOURS AFTER THE TEMPORARY TIGHTENING","authors":"K. Minami, H. Yokoyama, T. Amano","doi":"10.2208/jscejseee.76.1_61","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"高力ボルト摩擦接合継手(以下,ボルト継手)を現 場で施工する場合,摩擦面処理状態に依らず,一次締 めは締付け軸力の60%とし,その直後(その日の内) に本締めを行う(以下,現行締付け法).その本締め は,設計ボルト軸力の10%増し締めとしている. 無機ジンクリッチペイント(以下,無機ジンク)を 施したボルト継手は,リラクセーションによるボルト 軸力低下が大きく,締付け1年後の軸力低下は10%を 超える場合もある.そこで,第1著者は,設計ボルト 軸力の15%増し締めで施工すれば,ボルト継手の安全 性・信頼性が向上することを示した.ただし, S10Tは所定の軸力でピンテールが破断する構造であり, より高い導入軸力での施工は困難である.そこで,一 次締めを導入軸力の80%とし,24時間後に本締め(以 下,改良締付け法)を行うことにより,リラクセーシ ョンによる軸力低下が改善され,15%増し締めと同等 な残存軸力が期待できることを示した.ただし,こ れらは,一般的な2面摩擦(複せん断)の継手を対象 としていた. 軸力低下は継手形式によっても異なる.第1著者ら は,1面摩擦(単せん断)の継手の15%増し締めの検 証を行い,1面摩擦では軸力低下は小さく,15%増し 締め施工を適用することはできることを示した.ただ し,これまで改良締付け法において,継手形式や板厚 (ボルト長)の影響については明確にしていなかった. 本研究は,改良締付け法における継手形式および板 厚の影響を明確することを目的に行った実験的研究で ある.本研究では,2面摩擦および1面摩擦の薄板・厚 板のボルト継手を用いて,リラクセーション試験,す べり耐力試験を実施した.そして,軸力低下の状態を 明確にした上で,継手形式および板厚(ボルト長)の 影響を考察し,その改善効果を明確にした.","PeriodicalId":303487,"journal":{"name":"Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering (SE/EE))","volume":"40 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2020-01-20","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering (SE/EE))","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.2208/jscejseee.76.1_61","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}