Housing Supply Policy for Reducing Mismatch between Demand and Supply in a Aging Society

Infrastructure Planning Review Pub Date : 2008-09-30 DOI:10.2208/JOURNALIP.25.403

Takuya Togawa, Y. Hayashi, H. Kato, K. Shimizu

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Abstract

日本では戦後,高度経済成長や人口・世帯数増加に合わせて,住宅需要が拡大する時代が続いた.政府はそれに対応すべく,新規住宅の大量供給を進めてきた.しかし現在は,経済安定期に入り人口も減少に転じるなど, 状況は一変した.住宅ストックが大量に存在しながら住宅需要の拡大は鈍るため,空き家数の増加が進んでおり, 今後さらに顕著になると予測される.その一方で,核家族化の進展など世帯属性の変化が,住宅の需要とストックとの質的なミスマッチを増大させることによって,総延床面積だけ見れば既存ストックで十分な供給がなされているにも関わらず,新規供給も行われる必要があるという状況に陥ることが懸念される. 空き家は,住宅需給が円滑に行われるためにはある程度必要である.しかし,適正水準をはるかに超えた空き家の存在は,景観や治安を悪化させ,当該地域の衰退を加速させる恐れがある.さらに,居住地域の希薄化に伴って,インフラサービスの効率性が低下することが考えられ,財政面からも好ましくない. 住宅はライフタイムが長期にわたるとともに,頻繁な建替えは経済面からも環境面からも望めないことから, 現在の住宅供給政策の方向性はその後数十年にわたって都市・地域の空間構造を規定することになる.したがって,今後の空き家の過剰発生を抑制するためには,将来世代の需給動向を把握し,それに見合った住宅ストック形成へと誘導していくことが必要である. 図-1は愛知県の世帯数の実績値,および国立社会保障・人口問題研究所による2010年以降の将来予測値 * キーワーズ:住宅立地,地域計画,人口分布 ** 学生員,修(情報科学),名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻(〒464-8603 名古屋市千種区不老町, TEL 052-789-3828,FAX 052-789-1454, E-Mail: togawa@urban.env.nagoya-u.ac.jp) *** フェロー,工博,名古屋大学大学院教授環境学研究科都市環境学専攻 **** 正員,博(工),名古屋大学大学院准教授環境学研究科都市環境学専攻 ***** 非会員,修(工),静岡県浜松市役所 0 50000

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日本在战后随着经济的高速增长和人口、家庭数的增加，持续了住宅需求扩大的时代。政府为了应对这一情况，推进了新住宅的大量供应。但是现在，随着经济进入稳定期，人口也开始减少，情况发生了变化。由于住宅存量大量存在，住宅需求的扩大却减缓，空房数量不断增加，预计今后将会更加明显。另一方面，随着核心家庭化的发展等家庭属性的变化，住宅需求与需求之间的质的不匹配增大，总的来说仅从建筑面积来看，现有存量已经足够供应，但仍有必要进行新增供应。为了住宅供求的顺利进行，空房子在某种程度上是必要的。但是，远远超过适当水平的空房子的存在，恶化了景观和治安，导致了该地区的衰退。而且，考虑到随着居住地区的稀薄化，基础设施服务的效率性降低，从财政方面来看也不理想。住宅的生命周期很长，而且频繁的重建无论从经济方面还是环境方面来说都是不可取的。现行住房供给政策的方向将决定今后几十年城市和区域的空间结构。因此，为了抑制今后空置住房的过度产生，有必要把握世代的供求动向，引导形成与之相符的住宅存量。图-1为爱知县实际户数，以及国立社会保障·人口问题研究所2010年以后的未来预测值* keewers:住宅选址，地区规划，人口分布**学生员，修(信息科学)，名古屋大学研究生院环境研究科都市环境专业(茂464-8603名古屋市千种区不老町，TEL 052-789-3828,FAX 052-789-1454，电子邮箱:togawa@urban.env.nagoya-u.ac.jp) ***研究员，工博，名古屋大学大学院教授环境学研究科都市环境学专攻****正式员，博(工)，名古屋大学大学院准教授环境研究科都市环境专业*****非会员，修(工)，静冈县滨松市役所050000

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