A psychological study of strong experiences due to listening to music based on a subjective measurement of physical reactions

The Japanese journal of cognitive psychology Pub Date : 1900-01-01 DOI:10.5265/JCOGPSY.6.11

Shoko Yasuda, Toshie Nakamura

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引用次数: 4

Abstract

本研究では，身体反応と音楽聴取時の感動がどのような関係にあるのかを定量的に追究することを目的とした．はじめに，聴取実験での評定項目を選定する目的で質問紙調査を行い，音楽聴取時に頻繁に経験されていた5つの身体反応(「鳥肌が立つ」「胸が締め付けられるような感じがする」「背筋がぞくぞくする」「涙が出る」「興奮する」)を選出した．次いで行った予備実験では，本実験での刺激曲として曲想の異なる2曲を選定した．本実験では，150名の実験参加者が，刺激曲の聴取中に生じた感動と5つの身体反応の強度について評定を行った．その結果，5つの身体反応評定値はいずれも感動評定値と有意に高い相関を示した．よってこれらの身体反応は，すべて音楽聴取時の感動と強く関連することが示唆された．さらにこれら5つの身体反応評定の平均値は，感動評定値とのより高い相関を示し，この傾向は曲想の異なる刺激曲を用いた実験参加者群で一致した．すなわち，これらの身体反応を総合すると音楽聴取時の感動との間に顕著に強い関連性が示された．

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一种基于对身体反应的主观测量而对听音乐产生的强烈体验的心理学研究

本研究的目的是定量地追究身体反应和听音乐时的感动有怎样的关系。首先，为了选定听取实验的评定项目而进行问卷调查，选出了在听音乐时经常经历的5种身体反应(“起鸡皮疙瘩”、“胸口发紧”、“脊背发凉”、“流泪”、“兴奋”)。接着进行的预备实验中，作为本实验的刺激曲选定了曲调不同的两首曲子。在本实验中，150名实验参加者对收听刺激曲时产生的感动和5种身体反应的强度进行了评定。结果显示，5项身体反应评定值均与感动评定值显著相关。因此，这些身体反应都与听音乐时的感动密切相关。另外，这5项身体反应评定的平均值与感动评定值呈现出更高的相关性，这一倾向在使用不同曲调的刺激曲的实验参加者中一致。综上所述，这些身体反应与听音乐时的感动之间具有显著的关联性。

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The Japanese journal of cognitive psychology

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